今回は、街中にある隠れ家的カフェを紹介します。
名古屋の丸の内、オフィス街ですが、とあるビルの地下を
降りていくとあります。

「カフェオーガスタ」さん。
そして私が注文したのがかぼちゃのケーキと紅茶のセット。
ケーキは奥さんの手作りなのだそうです。
ちょっと堅めでしたが、しっとりしていたので美味しかったです。
ふんわりしたかぼちゃの風味が広がります。
紅茶はもちろん、ご主人が茶こしを使って丁寧に煎れてくれます。
夫婦2人3脚のケーキセット。

◎お店のご主人との、ちょっと特徴あるコミュニケーション
注文時、どれにしようかと、メニュー表を見ながら
お店の外の黒板に書かれていたケーキセットのことが頭をよぎりました。

(ビルの1Fに掲示されていましたがちらっとしか見ていなくて)
カフェなどによくあるような、
ケーキの入ったショーケースなどはいっさい見あたりません。
すると、
「ケーキセットか何か?」というご主人の声。
はい、と答えると、ええと今日のケーキは、
…と説明してくださいました。
◎カフェと喫茶店の違いについて。
よく言われますが、
本来、喫茶店とは、コーヒーなどの飲みものとお菓子くらいしか、
ださない。お店で調理は行わないお店のことを指すのだそうです。
そしてアルコールは出さない。
お客さんは、近所のおじさん・おばさんくらいで若い人が少ない、
古くからあるお店というイメージ。
カフェとは、その逆になるそうな。
ほうほう…。
この考え方からしたら今回紹介したいお店は、カフェに近い。
というか、カフェと入っている。店名に。
だけど…やっぱり喫茶店、でいいですか。
喫茶店というか、珈琲屋という響きのほうがしっくりくるのかな?
というイメージです。
◎正統派な”喫茶店”。

今回久しぶりに、ビルの地下にある喫茶店に入りました。
地下にあるこういうお店って、落ち着いた感じなので、
昼に入ってもまるで夜。Yシャツにスラックス姿のご主人が、
いらっしゃいませと迎える。
ジャズが静かに流れる店内。
席はカウンター席と2人掛けの席がそれぞれ10席くらいづつ。
カウンターに向かってずらり横に並んでいる。
カウンターのご主人の背後にはカップ&ソーサーがずらり。
全部違う色・形。
どうやらその人のイメージに合わせて選んでくれるようです。
正統派。そんな言葉がしっくりくる、珈琲専門店といった雰囲気。
久しぶりです、こういうお店。
あまりの正統派ぶりに何だか最初、頭がくらくらしてしまいましたが、
少し頑張って平常心を取り戻し、2人掛けの一番端の席へ。
ふと見ると、片っぽの端に既に女性の客さんが一人。
雑誌を読みながらのんびりくつろいでいらっしゃいました。
◎久しぶりに、外のお店でまどろみの時を過ごせました・・
食べ終わったら、何だか眠くなってきてしまいました。
もう一人のお客さんが去った後、店内は私とご主人のみとなりました。
静かにジャズが流れる店内。
本当に静かでこのすぐ上の横が、道路、
それも結構広い…車がびゅんびゅん走っているなんて…想像もつかない。
ぽかんと口を開けてそのまま現実と夢の間を行ったり来たり
したい感じでした。実はこの後、運動をしにいく計画だったので
(その前の腹ごしらえと思い入りました)^^;
ちょっとそこは残念…我慢しましたが。20分ほどのんびりした後、
眠い目を見開いて、お会計レジに向かうと、さっきまで姿が見えなかったご主人の姿が。レジの横に椅子を置いて、こっくりこっくり…。^^
同じまどろみの時間を過ごせてよかった…そんな気がしました。
また来ます。
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